神奈川県植物誌調査会
The Flora-Kanagawa Association
►『神奈川県植物誌2018 電子版』を公開しました!
詳細は会からのお知らせをご覧ください。►神奈川県植物誌調査会とは
神奈川県植物誌調査会は 「神奈川県およびその隣接地域の植物相を調査し,その成果を刊行すること」 を目的とした市民グループです。►会の概要
会の状況 沿革 活動 協力機関・団体 会則会の状況
会員数 250名(2017年4月1日現在)
沿革
これまでに、『神奈川県植物誌1988』および『神奈川県植物誌2001』の2冊の活動成果を刊行し、現在次の植物誌『神奈川県植物誌2018』をまとめています。
(以下、神奈川県植物誌2001より抜粋要約)
1979年に神奈川県植物誌編纂をめざし、当時の神奈川県立博物館の学芸員らが広く県民に呼び掛けて神奈川県植物誌調査会が組織されました。多くの課題を克服しつつ、9年の歳月を費やして、1988年に『神奈川県植物誌1988』が刊行されました。我が国の従来の植物誌と比較して、住民参加の調査、標本に基づくデータ、パソコンの活用、完全版下の作成など、画期的な点が多くありました。
『神奈川県植物誌1988』の刊行によって当初の会の目的は達成されましたが、一方で調査不足の地域や、研究が不十分な分類群などの存在が浮かび上がってきました。そのため、調査会は改訂版を視野において再出発し、活動を継続することになりました。この間、新たな地域住民の参加によって会員が増加し、調査の充実が図られただけでなく、『神奈川県植物誌1988』の調査で地域の標本の保管と整理にあたった、旧県立博物館(1995年に県立生命の星・地球博物館として自然史部門が独立)や平塚市博物館、横須賀市自然・人文博物館のほかに、横浜市こども植物園、川崎市青少年科学館、厚木市郷土資料館、相模原市立博物館、などの博物館からも活動の協力が得られるようになりました。
こうした会の活動の充実のもと、『神奈川県植物誌1988』の刊行から13年の時を経て、『神奈川県植物誌2001』が刊行されました。神奈川県に生育するすべての維管束植物種(種子植物とシダ植物)について、各種の解説とともに、県内のどこに分布するのかが一目に分かる図が掲載されています。
活動
植物誌の調査期間には、神奈川県内の植物の網羅的な把握をめざした調査を会員が分担して実施しています。
野外の調査以外にも、各ブロックの連携博物館などで、標本整理や、植物分類能力の向上を目指した勉強会などが随時行われています。また、植物誌調査以外にも「はなごよみ」調査や絶滅危惧植物調査などを担う会員も多く参加しています。各ブロックでの詳細な活動内容は、連携博物館にお問い合わせください。
協力機関・団体
神奈川県立生命の星・地球博物館(事務局)、愛川町郷土資料館、厚木市郷土資料館、大磯町郷土資料館、かわさき宙(そら)と緑の科学館(川崎市青少年科学館)、相模原市立博物館、平塚市博物館、横須賀市自然・人文博物館、横浜市こども植物園
会則
会則(pdfファイル 67KB) (2011年4月23日改訂)
►神奈川県植物誌
神奈川県植物誌2018『神奈川県植物誌1988』、『神奈川県植物誌2001』に続き3度目の刊行となる最新版の植物誌です。
『神奈川県植物誌2018 電子版』 ダウンロードページ
神奈川県植物誌2001
神奈川県全域を網羅
111 調査区
掲載植物数 3,172 分類群
標本データ 250,812件
調査者 246 名
執筆者 42 名
購入は こちら (神奈川県立生命の星・地球博物館の刊行物販売ページへ)
閲覧できる神奈川県内の図書館など(2013年10月10日 現在)
神奈川県立川崎図書館、神奈川県県政情報センター、神奈川県立生命の星・地球博物館ミュージアムライブラリー、横浜市立中央図書館、横浜市立神奈川図書館、横浜市立南図書館、横浜市立港南図書館、横浜市立保土ケ谷図書館、横浜市立旭図書館、横浜市立金沢図書館、横浜市立緑図書館、横浜市立都筑図書館、横浜市立戸塚図書館、横浜市立栄図書館、横浜市立泉図書館、横浜市こども植物園、川崎市立川崎図書館、川崎市立幸図書館、川崎市立中原図書館、川崎市立高津図書館、川崎市立多摩図書館、川崎市立麻生図書館、かわさき宙(そら)と緑の科学館(川崎市青少年科学館)、相模原市立図書館、相模原市立橋本図書館、相模原市城山公民館、相模原市串川ひがし地域センター、相模原市桂北公民館、相模原市立博物館、厚木市立中央図書館、厚木市郷土資料館、綾瀬市立図書館、伊勢原市立図書館、海老名市立中央図書館、鎌倉市中央図書館、座間市立図書館、二宮町図書館、箱根町社会教育センター図書室、秦野市立図書館、葉山町立図書館、平塚市図書館、平塚市博物館、藤沢市総合市民図書館、松田町図書館、三浦市図書館南下浦分館、南足柄市立図書館、横須賀市立中央図書館、横須賀市立児童図書館、横須賀市立北図書館、横須賀市立南図書館、横須賀市自然・人文博物館、ほか
►会報 FLORA KANAGAWA
FLORA KANAGAWA(フロラカナガワ)は神奈川県植物誌調査会の会報です。
現在は年2~3回程度発行され、調査会の会員には冊子が届きます。
創刊は1979年で、2024年5月現在で94号まで刊行されています。
FLORA KANAGAWA バックナンバー
►入会案内
会員になると...
* 他の会員と共に、地域の植物についての調査を行ったり、情報を共有できます。
* 会報、FLORA KANAGAWAが年2~3回届きます。
神奈川県の植物に関する新知見をいち早く知ることができます。
FLORA KANAGAWAへ自身の発見を投稿することができます。
* 植物の分類に関する専門的な勉強会に参加することができます。
* 活動の情報共有のための会員専用メーリングリストに参加できます。
会員になるには...
* 資格、年齢は問いません。
* 年会費(4月~翌年3月末)¥2,000を以下の口座に送金して下さい。
郵便振替 00230-5-10195
加入者名 神奈川県植物誌調査会
振込用紙の通信欄に 氏名、会報送付先 郵便番号、住所、電話番号、を記入するか、
別途 郵送 もしくは e-mail によって同内容をお知らせください。
会員専用メーリングリストへの参加を希望される場合は、入会希望者ご本人よりe-mailにて参加希望の旨お知らせください。(入会希望に書き添えてください)
〒250-0031 神奈川県小田原市入生田499
神奈川県立生命の星・地球博物館内 神奈川県植物誌調査会
e-mail: kana-syoku@flora-kanagawa2.sakura.ne.jp
Tel: 0465-21-1515
このホームページに掲載されているすべての情報は、神奈川県植物誌調査会に帰属します.